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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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記事一覧

対話型鑑賞から見えてきた新しいデザインレビューのカタチ

先日、私が担当するCULTIBASE の会員の方々向けにイベントを行いました。 コロナになる前は、対面で学びを深める機会も多くありましたが、コロナ以降はオンラインへ移行し、対面での交流機会は減ってしまったなかで、改めて「オフラインでの熱量のある場づくりをしよう」という企画が立ち上がり、イベント実施することになりました。 ワークショップにこだわりのある弊社のメンバーたちで、「感謝の気持ちを伝えながら参加者の皆さんからも熱量が生まれるにはどうしたらいいか」と何日も、何時間も、

今週のグッドデザインを紹介します(5/28 〜5/31)

今日は、 5月5週(5/28〜5/31)のとれたてグッドデザイン4点をまとめてご紹介します! 5/28 スマートフォン用プリンター[INSTAX SQUARE Link] 持ち運びに最適なコンパクトサイズのスマホプリンター。スクエアフォーマットの写真の周囲にワクワクする楽しさをさまざまなエフェクトを使って表現できる。 5/29 住宅[HOUSE/O #3] 南北に細長い敷地を屋根で繋いだ住宅。入口から順にパブリック-セミプライベート-プライベートと目的に応じて空間を分

デザフェスvol.59 初出展れぽ!準備~売上まで!!

みなさまはじめまして!クリエイターのらっちーです。 2024/5/18(土)~5/19(日)に東京ビックサイト行われた、 「デザインフェスタ59」に初出展しました!!!日曜のみの1日出展! いろいろ学ぶことがあったのでまとめてみました。 準備から売り上げまで赤裸々に書いたので最後まで読んでくれたらとってもうれしいです。 ■デザフェスって何?■デザインフェスタ、通称デザフェスは、 毎年2回、春と秋に東京ビックサイトで開催されるアートイベントです。 クリエイターを中心とし

バスキュール独自のクリエイティブ手法「DATA-TAINMENT(データテインメント)」とは何か?

前回のポッドキャストでご紹介した「メテオブロードキャスター」は、流星観測データにストーリーや情緒性を持たせ、新たな体験を創り出すプロジェクトでした。 バスキュールではこのプロジェクトに限らず、データに新たな体験価値を与えるアプローチをさまざまなプロジェクトで実践しており、こうしたクリエイティブの手法を「DATA-TAINMENT(データテインメント)」と呼んでいます。 今回の記事では、この「データテインメント」をクリエイティブとしての魅力、データ活用のアプローチとしての可

クライアントワーク一筋のデザイナーがスタートアップに転職した話

2023年末で株式会社グッドパッチを離れ、1月から株式会社ナレッジワークで働き始めました、大堀です。前職ではデザイナーのマネジメントが主な業務でしたが、今回の肩書きはプロダクトデザイナーです。 クライアントワークが長かったため、自社事業のデザイナーとして働くのはおよそ12年ぶり。転職の経緯から実際に働いて得た印象などをつらつら書いていこうと思います。 転職のきっかけ おかげさまでこれまで様々なデジタルプロダクトの立ち上げやリニューアルに携わってきました。転職にあたりはじ

質感・触感のプロトタイプ in 未来のかけら展

東京・六本木にある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催されている 企画展「未来のかけら:科学とデザインの実験室」が開かれています。 デザインエンジニアの山中俊治氏の取組が、スケッチやプロセスとともに紹介されていました。思考がのぞきみれるような展示もありとても楽しい時間をすごせました。 様々なテーマでの展示でしたが、私が一番心惹かれたのは、質感・触覚のプロトタイプ 質感・触覚のプロトタイプ 3Dプリンティングと書かれていますが、家庭で使われる3DプリンターのFDM

デザインファイルにおける命名規則を策定した話【Figma】

こんにちは、ほぼフルタイムのフリーランスとして株式会社mikanでデザイナーをしています、三上蒼太(@sota_mikami)です。 英語アプリmikanは、もうすぐ10歳になる長寿アプリです。アプリ自体はシンプルさを保ち続けていますが、多くの実験が積み重ねられてきた歴史があります。 ただその歴史ゆえに古い画面のデザインデータが一部なかったり、設計意図や当時の背景がわからず評価の難しい画面があったりと、デザインデータと意図を管理するための標準化が一つの重要な課題となっていま

#07 理想のゴール像を描くための準備

ドラフトデザインとは、「理想のゴール像を可視化し、具体的なイメージを描く行為」であり、それによってプロジェクトの北極星となるゴール像を共有し、議論の土台をつくることができる。そして理想のゴール像を解像度高く描くためにも、プロジェクトをドライブさせてリードするためにも、自分の内にある「自主性」と接続することが重要となる。 このように、ここまで「理想のゴール像(ドラフト)を描き提示すること」の大切さについて語ってきたが、改めて「理想のゴール像を解像度高く描く」には何から始めればい

RubyKaigi 2024デザインを担当した話

はいさ〜い!「B/43(ビーヨンサン)」を提供するスマートバンクでコミュニケーションデザイナーをしているmmitoです✌️ 2024年5月に沖縄で開催された「RubyKaigi 2024」。これはプログラミング言語Rubyに関する国際テックカンファレンスであり、今年も世界各国から1,000人以上のエンジニアが集いました。 実は、本カンファレンスのデザインを同僚のゆっきーさんと一緒に担当する機会をいただきました。 このnoteでは、RubyKaigi 2024デザイナーにな

ヒアリングを超えていく、デザインの初期対応

ヒアリングに行くのではない。最初から価値を与えること。これは、プロジェクトの初期対応でデザイナーが取るべき基本的な態度です。 今回のテーマは、デザインの初期対応。その効果的な動き方を紹介します。 デザインプロジェクトのスタートは、他者から依頼を受ける場合と、デザイナー側から提案を始める場合の2つのパターンがありますが、今回はそのうちの「デザイナーが依頼を受けるパターン」について。 初期対応の時点で、デザインの成果の半分は決まってしまいます。それくらい重要なものですが、な

エツィオ・マンズィーニとは誰か?―参加型デザイン、ソーシャルイノベーション、そしてまちづくりへ

11月3日、森が翻訳に携わったエツィオ・マンズィーニ著「ここちよい近さがまちを変える:ケアとデジタルによる近接のデザイン(原著タイトル「Livable Proximity: Ideas for the City That Cares」)」が発売されました。 その発刊記念特集記事第二弾として、今回は「エツィオ・マンズィーニとは何者なのか?」というテーマで記事を書いてみたいと思います。特に本記事は、マンズィーニを説明する過程で、参加型デザイン、およびマンズィーニが確立した「ソー

今週のグッドデザインを紹介します(5/20〜5/24)

今日は、5月4週(5/20〜 5/24)のとれたてグッドデザイン4点をまとめてご紹介します! 5/20 サブスクリプション型フレグランスサービス[ERAM オードパルファム] 香りを手軽に試せて、自分好みの香りを見つけることができるサブスク型のフレグランスサービス。 5/21 カトラリー[サロ/フラットウェアコレクション] ステンレス、琺瑯、漆、木材など、用途に応じて最適な素材が選ばれた、23のアイテムからなるフラットウェアコレクション。 5/23 集会所[金沢実践

ページに抑揚をつける「背景切り替え」のデザインアイデア

こんにちは! 株式会社Rabeeでデザイナーをしています、nanamiです🌿 Webサイトのデザインを作っていく時、気づいたら単調なデザインになってしまうことはありませんか? 「Webデザインはリズムが大事」とよく言いますが、リズム良く眺めることができるWebサイトって、つい上から下までスクロールしてしまいますよね。 今回は、そんなリズム感を生む工夫の1つ、背景の切り替え方に着目して分析してみました。 前後関係のあるセクションを繋ぐ「矢印型」LPでよく見る形です。例え

「#朝までディレクションとか」のロゴができるまで。

こんにちは! 現役グラフィックデザイナー&VTuberのモンブランです。 2024年6月14日(金)に開催の朝までシリーズのディレクションバージョン、「#朝までディレクションとか」のイベントロゴを担当させていただきました。 これまで制作系のテーマが多かった「朝までシリーズ」がついに、管理・マネジメント分野のジャンルにまで来ました! このnoteでは、#朝までディレクションとか のロゴ完成までの流れ、取り組み方、これまでの朝までシリーズとの差別化について、お話いたします。